【徹底解説】英文法ポラリス1は「標準レベル」の決定版!頻出375問で入試の土台を固める

英文法ポラリス1は、大学受験の「標準レベル」を攻略するために特化した、演習書(問題集)の決定版です。膨大な文法項目から「入試に出るものだけ」を戦略的に学びたい受験生にとって、最短距離で合格力を養うための一冊です。

基本情報

  • 1冊を終える目安時間: 約42時間
  • 著者: 関 正生

対象レベル

  • メイン対象: 大学受験生(共通テスト対策、日東駒専・産近甲龍レベル
  • 到達可能レベル: 共通テストで7〜8割、日東駒専・産近甲龍レベルの入試文法問題で確実に得点できる「土台」

本書は、700万人以上を指導してきたカリスマ講師、関正生先生が「大学入試に“出るところだけ”」を徹底的に分析・厳選した問題集です。先にご紹介した『真・英文法大全』が「理解」のためのインプット型参考書(辞書)だとすれば、本書は「得点」に直結するアウトプット(演習)のための戦略的な一冊と言えます。

おすすめ度:★★★★★

おすすめする理由

「標準レベル」の入試に完全特化: タイトル通り、共通テスト、日東駒専、産近甲龍といった「標準レベル」の入試に焦点を当てています。難しすぎる問題や、マニアックな知識は一切排除。このレベルの大学を目指す受験生が、確実に合格点を取るために必要な知識だけを効率よく固められます。

頻出パターンを「375問」に凝縮: 大学入試の膨大な過去問を分析し、受験生が本当に解くべき「頻出パターン」だけを375問に絞り込んでいます。やみくもに1000問を解くのではなく、出題頻度の高い良問だけを集中して演習することで、最短時間で「点になる力」を養います

「なぜ」がわかる超詳細な解説: 本書の真価は、その詳細な解説にあります。「なぜ、その選択肢が正解なのか」だけでなく、「なぜ、他の選択肢は間違いなのか」まで、関先生の「神授業」さながらにロジカルに説明されています。これにより、丸暗記では対応できない、応用の効く解法プロセスが身につきます

メリットとデメリット

メリット(良い点)

  • 頻出度の高い良問375問が厳選されており、非常に効率よく学習できる。
  • 「なぜ」を重視した詳しい解説で、他の選択肢を切る「消去法」のロジックが身につく。
  • 『真・英文法大全』など、講義系参考書で学んだ知識を「得点力」に変えるアウトプット練習に最適。
  • 無料の音声ダウンロード付きで、例文の音読やリスニングも可能。

デメリット(注意点)

  • 演習量としては375問とやや少なめ。さらなる演習が必要な場合は、他の問題集や上記レベルの『ポラリス2』に進む必要がある。
  • あくまで「演習書」のため、文法をゼロから理解し直したい初学者がいきなり取り組むと難しく感じる可能性がある。
  • 関関同立などの難関私大レベルには、本書だけでは対応しきれない。

こんな人におすすめ!

  • 大学受験で、共通テスト・日東駒専・産近甲龍レベルを目指している人
  • 『真・英文法大全』などで文法のインプットは終えたが、問題を解く力(アウトプット)が不足している人
  • Next StageやVintageなど、分厚い網羅系(4択)問題集で挫折してしまった人
  • とにかく「入試に出るところだけ」を効率よく学習し、最短で結果を出したい

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