英文法ポラリス2は、大学受験の「応用レベル」を攻略するために特化した、演習書(問題集)の決定版です。『ポラリス1』で標準レベルの土台を固めた受験生が、GMARCH・関関同立といった難関大学の入試を突破するために、次に取り組むべき戦略的な一冊です。
基本情報
- 1冊を終える目安時間: 約48時間
- 著者: 関 正生

対象レベル
- メイン対象: 大学受験生(GMARCH、関関同立、地方国公立大学志望者)
- 到達可能レベル: GMARCH・関関同立レベルの入試文法問題で、確実に合格点を獲得できる「応用力」
本書は、『ポラリス1』と同様にカリスマ講師・関正生先生が「大学入試に“出るところだけ”」を徹底的に分析した問題集です。『ポラリス1』が「標準レベル」の頻出375問だったのに対し、本書は「応用レベル」で差がつく良問を415問に凝縮。インプットした知識を、難関大入試で通用する「得点力」へと引き上げます。
おすすめ度:★★★★★
おすすめする理由
「なぜ」で解法を定着させる詳細な解説: 本書の強みは、関先生によるロジカルな解説です。「なぜ、その選択肢が正解なのか」「なぜ、他の選択肢は間違いなのか」という解法のプロセスを徹底的に解説。丸暗記ではなく、初見の問題にも対応できる本質的な理解を促します。
「応用レベル」の入試に完全特化: GMARCHや関関同立、地方国公立大学の入試で「合否を分ける」応用問題に焦点を当てています。『ポラリス1』のレベルから一歩進み、受験生が間違いやすいポイントや、複雑な文法事項を問う問題を効率よく学習できます。
頻出パターンを「415問」に凝縮: 最新の入試傾向と膨大な過去問分析に基づき、『ポラリス1』(375問)よりも多い415問を厳選。標準レベルの知識を前提とした上で、応用的な解法を身につけるのに十分な演習量を確保しています。
メリットとデメリット
メリット(良い点)
- GMARCH・関関同立レベルで頻出の応用問題415問が厳選されており、効率よくステップアップできる。
- 『ポラリス1』で学んだ基礎知識を、実際の難関入試レベルの「得点力」に引き上げるのに最適。
- 「なぜ」を重視した詳しい解説で、複雑な問題でも選択肢を切るロジックが身につく。
- 無料の音声ダウンロード付きで、例文の音読学習も可能。
デメリット(注意点)
- 『真・英文法大全』などで基礎(インプット)が固まっていないと、難しく感じて挫折する可能性がある。
- 早慶上智や旧帝大といった「最難関レベル」には、本書だけでは対応しきれない。(その場合は『ポラリス3』が必要です)
- 415問と厳選されているため、網羅系(1000問以上)の問題集に比べると、演習量そのものを求める人には少なく感じる場合がある。
こんな人におすすめ!
- 大学受験で、GMARCH・関関同立・地方国公立大学を目指している人
- 『英文法ポラリス1』を終え、さらに上のレベルの演習を積みたい人
- 基礎文法は理解しているが、入試の応用問題になると思うように点が取れない人
- Next StageやVintageなどの2周目に入ろうとしているが、より入試本番に近い問題で演習したい人




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