書名、著者、出版社
- 書名: 英単語・熟語 Bricks 1
- 著者: 大久保 伊晨・松田 優
- 出版社: いいずな書店

基本情報
掲載単語・熟語数: 1762語
1冊を終える目安時間: 約54時間
対象レベル
- メイン対象: 高校基礎レベルから共通テスト対策を始めたい受験生
- 到達可能レベル: 日東駒専・産近甲龍レベル
大学入試の基礎固めから、共通テストで確実に得点するために必要な語彙力を養成するのに最適な一冊です。 日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)や産近甲龍(京都産業・近畿・甲南・龍谷)を第一志望とする受験生であれば、この1冊を完璧に仕上げることで入試本番で語彙力に不安がなくなります。 また、GMARCHや国公立大学を目指す受験生にとっても、1冊目として基礎を徹底的に固め、Bricks 2などの次のレベルの単語帳へスムーズに接続するための「揺るがぬ土台」として非常に優秀です。
おすすめ度:★★★★★
おすすめする理由
無理なく始められる「入試基礎」レベル: 高校基礎レベルから共通テストレベルまで、入試に必要な土台となる単語・熟語を厳選。大学受験の勉強を本格的にスタートする1冊目として、挫折しにくい適切なレベル設定になっています。
論理的な配列と語源解説: 単なる頻出度順だけでなく、「語源」や「テーマ」といった関連性で単語がまとめられています。丸暗記に頼らず、単語の成り立ちから意味を論理的に推測する力が養われ、忘れにくい知識として定着します。
充実の「基本動詞・熟語」特設ページ: 受験英語の「幹」となる「基本動詞の使い分け(コアイメージ)」や「頻出熟語」が、別枠の特設ページで非常に丁寧に解説されています。入試基礎レベルでこれらをしっかり固められるのが大きな強みです。
メリットとデメリット
メリット(良い点)
- カタカナ発音表記で手軽に確認: 全ての見出し語にカタカナで発音の目安が併記されています。音声を聞く手間がなく、テキストを開くだけで手軽に発音を意識しながら学習できます。
- 単語と熟語を1冊で網羅: 書名に「英単語・熟語」とある通り、入試の基礎となる熟語まで1冊でカバーできます。「単語帳と熟語帳を別々にやるのは非効率だ」と感じる人に最適です。
- 基礎固めに最適な例文・フレーズ: 入試の頻出データに基づき、単語が実際にどのような形で使われるかを意識した、短く実践的な例文・フレーズが掲載されています。
デメリット(注意点)
特になし(強いて言えば知名度): 単語帳としての機能や網羅性、解説の質において、目立った欠点が見当たらない非常に完成度の高い一冊です。あえて注意点を挙げるとすれば、メジャーな単語帳と比較すると知名度が低いため、学習法に関するネット上の情報が少ないことくらいですが、参考書としての性能に一切問題はありません。
こんな人におすすめ!
・大学受験の勉強を本格的にスタートする受験生
・単純な丸暗記が苦手で、語源など理屈で納得して覚えたい人
・単語だけでなく、重要な「熟語」や「基本動詞の用法」も1冊で完璧にしたい人
・日東駒専・産近甲龍レベルを第一志望とし、語彙でアドバンテージを取りたい人
・GMARCHや国公立大学志望者で、1冊目として盤石な基礎を築きたい人




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