【英作文ポラリス1】「なぜ」が分かれば覚えられる!使える表現をストックする40時間

「英作文の暗記は、無味乾燥で続かない」「古い表現を覚えても意味がないのでは?」「結局、センスなのでは?」多くの学習者が英作文の「インプット(暗記)」段階で挫折する理由は、「なぜ、その表現になるのか」という納得感がないまま、丸暗記を強いられるからです。

しかし、もし「ネイティブの感覚」や「文法の核心」を理解しながら、現代の入試で本当に使える「生きた表現」だけを効率よく覚えられるとしたらどうでしょうか。

この記事で紹介する『大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[1 和文英訳編]』は、まさにその「理解を伴う暗記」を実践するために最適化された一冊です。本書に収録された96題の「核」を30時間で完璧にマスターし、英作文の絶対的な土台を築き上げるための「2ステップ学習法」を徹底解説します。

参考書データ

項目詳細
書名大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[1 和文英訳編]
おすすめ度★★★★★(星5)
メイン対象入試基礎〜私立・国公立大学志望者(英作文が入試で課される人全員)
レベル入試基礎〜標準レベル
問題数96題
修了目安時間約40時間

なぜ『ポラリス[1]』が「英作文の土台」なのか?

英作文学習の鉄則は、「①課題英作文(インプット) → ②自由英作文(アウトプット)」の順で進めることです。本書の目的は、そのステップ①である「受験で使える『正確な構文』と『適切な表現』の引き出し(=模範解答)を脳内にストックすること」に特化しています。

『ポラリス』の最大の特徴は、カリスマ講師・関正生先生による「丸暗記を許さない、核心を突いた解説」にあります。「なぜここではtheが必要なのか?」「なぜこの時制を選ぶのが自然なのか?」という受験生が最もつまずくポイントを、文法の本質やネイティブの感覚に立ち返って解説してくれます

この「なぜ(Why)」を理解するプロセスを経ることで、単なる丸暗記(What)が、忘れにくく応用しやすい「使える知識」へと昇華されるのです。本書に収録された96題は、まさにインプットの「質」を最大化するための厳選された素材集です。

メリット・おすすめする理由

1. 「丸暗記」から「理解して覚える」への転換

本書の真価は、関先生による詳細な解説です。「なぜこの表現が最適なのか」という「解答のロジック」が非常に明確。これにより、学習者は「なるほど、だからこう書くのか」と深く納得しながら暗記作業に進めます。

2. 現代的で「使える」96題を厳選

入試で頻出の構文や文法事項(時制、冠詞、比較など)を網羅しつつ、現代のトピックに合わせた「今、使える表現」が学べます。96題という量は、40時間で「高速回転」させるのに過不足ない、絶妙なボリュームです。

デメリット・注意点

1. 「理解」だけで終わらせてはいけない

関先生の解説が分かりやすいため、つい「読んだだけで分かった気」になりがちです。しかし、本書は「理解」がゴールではありません。最終的に96題の例文を「自動化」できるレベルで暗記(インプット)しなければ、武器として使えません。理解は、あくまで暗記の効率を高めるための手段です。

2. これ一冊では「自由英作文」は書けない

本書は「インプット」専用の教材です。本書で「武器(=例文ストック)」を仕入れた後、必ず『ポラリス[2 自由英作文編]』などのアウトプット用参考書に進み、「論理的な文章を組み立てる(PREP法など)」訓練を行う必要があります。

40時間で制覇する「表現」の自動化 2ステップ学習法

本書の価値を最大化し、40時間で96題の「正しい英文ストック」を脳内に構築するサイクルです。

ステップ1:「徹底理解」と「完全暗記」(1周目:約20時間)

  • 目的: 96題の例文の「ロジック」を完璧に理解し、最初の「暗記」を完了させる。
  • 時間配分目安: 1題あたり約10分
  1. 自力での挑戦: まずは何も見ずに、与えられた日本語(96題)を自力で英訳してみます。「何が書けないのか」「どの表現に迷うのか」を自覚します。
  2. 解説の熟読と「ロジック」の徹底分析: ここが最重要です。すぐに模範解答を見るのではなく、「関先生の解説」を徹底的に読み込みます。「なぜこの時制か?」「なぜこの構文が最適か?」という「解答のロジック」を100%理解します。20時間という時間をかけるのは、この「なぜ」を曖昧にしないためです。
  3. 模範解答の「完全暗記」: ロジックを深く理解したら、初めて模範解答(例文)を丸ごと暗記します。「この日本語なら、この英文」と即座に出てくるまで、読み込み、書き写し、音読します。

ステップ2:「高速回転」による「自動化」(2〜6周目:約20時間)

  • 目的: 1周目で理解・暗記した96題を、使える「知識」へと昇華させ、「日本語→英語」の変換スピードを限界まで高める。
  • 時間配分目安: 20時間で最低5周回す(1周あたり4時間)
  1. 「単語帳」のように回す: ここからが本番です。参考書の「日本語(課題文)」だけを見ます。
  2. 「日本語→英語」の変換訓練: 日本語を見て、即座に「模範解答の英文」を頭の中、あるいは声に出して再現できるか確認します。
  3. 「思考」の停止と「想起」の高速化: ステップ1と異なり、ここでは「自力で考える」時間は一切不要です。少しでも詰まったら、すぐに模範解答を確認します。「思い出す」作業を高速で繰り返すことに集中します。
  4. 解説の再読: 高速回転中も、忘れているロジックがあればステップ1に戻り、「解説」を再読します。周回を重ねるごとに、「なぜ」の理解が深まり、暗記(自動化)がより強固になります。

こんな人におすすめ!

  • 英作文が入試で課される受験生(全員)
  • 「丸暗記」が苦手で、理由(なぜ)が分かれば覚えられる人
  • 関正生先生の講義や解説が好きな人
  • 英作文の勉強を何から始めるべきか分からない人
  • 「正しい英文」のストック(引き出し)が圧倒的に不足している人

まとめ:「覚える」ことは「理解」から始まる

英作文の学習は、「センス」ではなく「知識」の積み上げです。

  1. 課題英作文(本書)で、「正しい英文の型と表現」を徹底的に暗記(インプット)し、
  2. 自由英作文で、その「武器」を「論理の型」に当てはめて使いこなす

『関正生の英作文ポラリス[1]』は、そのステップ1を「納得感」を持って完璧にこなすための「最強の武器庫」です。ステップ1(20時間)の「徹底理解」とステップ2(20時間)の「自動化」サイクルを通じてこの96題をマスターした時、あなたは「何も書けない」状態から、「理由(ロジック)と共に正しい武器(英文)を持っている」状態へと確実に進化しているはずです。

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