【英作文ポラリス2】型を知れば書ける!論理で武器を使いこなす実践サイクル

「課題英作文(和文英訳)は暗記で乗り切った。でも、自由英作文になると途端に手が止まる」「言いたいことはあるのに、どう構成すればいいか分からない」「そもそも書くべきアイデアが思いつかない。」インプットした後に多くの受験生が直面するのが、この「アウトプットの壁」です。

この記事で紹介する『大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編]』は、まさにその「インプットからアウトプットへ」の橋渡しに特化した一冊です。 本書は、課題英作文で覚えた「武器」を、いかにして「論理的な文章」へと昇華させるか、その「思考法」と「構成の型」を徹底的に叩き込みます。

参考書データ

項目詳細
書名大学入試問題集 関正生の英作文ポラリス[2 自由英作文編]
おすすめ度★★★★★(星5)
メイン対象『ポラリス[1]』など課題英作文のインプットを終えた受験生
レベル入試標準〜難関レベル
問題数26題
修了目安時間52時間

なぜ『ポラリス[2]』が「英作文の仕上げ」なのか?

英作文は「①課題英作文(インプット) → ②自由英作文(アウトプット)」の順で進めるのが鉄則です。

  • ステップ1([1]): 「上質な食材(表現・構文)」の仕入れ(=暗記
  • ステップ2([2]): 仕入れた食材を使った「調理(論理構成)」(=実践

『ポラリス[1]』が「武器庫」だとしたら、『ポラリス[2]』は「武器の使い方を学ぶ、最高の実戦場」です。本書の目的は、[1]でストックした「正しい英文」のパーツを使いこなし、「説得力のある論理的な文章」を組み立てる訓練(アウトプット)に特化しています

メリット・おすすめする理由

1. 減点されない「論理の型(PREP法など)」が身につく

自由英作文で採点者が最も重視するのは、「主張と根拠が明確か」という論理性です。『ポラリス[2]』では、関先生が「どう書けば論理的か」という「型」を徹底的に解説してくれます。 例えば「PREP法(Point→Reason→Example→Point)」のような汎用性の高い「型」を習得することで、どんなお題が出ても「何から書くべきか」で迷わなくなります。

2. 「思考の瞬発力」を鍛える良質なテーマ

「都市と地方」「伝統と革新」「AIと人間」など、入試で問われる現代的なテーマが厳選されています。これらのテーマに対し、賛成・反対の両面から考えることで、アイデアを思いつく「発想力」そのものが鍛えられます。

デメリット・注意点

1. 課題英作文の「暗記」が終わっていないと使えない

大前提は、「暗記した例文をパズルのように組み合わせて書く」ことです。 「正しい英文」のストック(=武器)が脳内にない状態で本書に挑むと、ゼロから英文を「創作」することになります。それはミスを誘発するだけでなく、学習効率が最悪です。

2. 「読むだけ」では無意味。「添削」が必須

この教材は「アウトプット(実践)」の教材です。関先生の解説を読んで「分かった気」になるだけでは、1点も上がりません。 必ず「自分で書き、他者に(あるいはAIに)添削してもらう」というサイクルを経て、初めて「使える力」になります。

『ポラリス[2]』を制覇する「思考」のアウトプット学習法

本書を使い、「発想力」と「構成力」を同時に鍛え上げるサイクルです。

ステップ1:「型」の習得と実践(1周目)

ペース:50分1題

  1. 「型」の理解: まずは「自由英作文の書き方(PREP法など)」の論理構成を理解します。
  2. 実践: お題に対し、自分が最も書きやすい立場(賛成or反対)を選び、「型」に沿って書いてみます。
  3. 武器の活用: この時、ゼロから英文を作るのではなく、課題英作文で暗記した「武器(例文)」を積極的に使うことを意識します。

ステップ2:「思考の瞬発力」を鍛える(2.3周目)

ペース:50分2題

ここが「アイデアを思いつくトレーニング」の本番です。

  1. 視点を変えて書く(1):「逆の立場」で書いてみる
    • 例:1周目で「都市部に住むことに賛成」で書いたなら、2周目では「反対(=地方に住むべき)」の立場で、もう一度PREP法に沿って書いてみます。
  2. 視点を変えて書く(2):「別の理由」で書いてみる
    • 例:1周目で「賛成の理由:利便性」で書いたなら、2周目では「賛成の理由:経済効果」という別の切り口で書いてみます。

この「あえて異なる視点から書く訓練」を積むことで、多角的に物事を考える「発想力」そのものが鍛えられ、どんなお題にも対応できる思考の瞬発力が身につきます。

【推奨】生成AIによる「無限添削」でアウトプットを完成させる

自由英作文の学習において、最強のパートナーとなるのが「生成AI(ChatGPT, Geminiなど)」です。

課題英作文は、模範解答を「暗記」することがゴールなので添削は不要です。しかし、自由英作文は「論理的なアウトプット」がゴールであり、フィードバック(添削)が不可欠です。

おすすめは生成AIです。AIは、あなたの「無限の壁打ち相手」になります。

  • 24時間、何度でも添削を依頼できる。
  • 「論理構成はおかしくないか?」
  • 「課題英作文で覚えたこの表現を使いたいが、文脈に合っているか?」
  • 「もっと自然な言い回しはないか?」

といった疑問に即座に答えてくれます。「書いて→AIで添削→修正」この高速サイクルを回すことで、アウトプットの質は飛躍的に向上します。

こんな人におすすめ!

  • 課題英作文の問題集を暗記し終え、「武器」の暗記が完了した人
  • 正しい英文のパーツは知っているのに、自由英作文になると手が止まる人
  • 自分の意見を「論理的」に構成するのが苦手な人
  • 書くべき「アイデア(発想)」が思いつかない人
  • 添削してくれる相手が周りにいない、またはもっと大量に練習したい人

まとめ:英作文は「知識」と「論理」の融合である

英作文は「センス」の科目ではありません。

  1. 課題英作文で、「正しい英文の型と表現」という「知識」を徹底的に暗記(インプット)し、
  2. 自由英作文で、その「武器」を「PREP法」という「論理」の型に当てはめて使いこなし(アウトプット)、
  3. 生成AIで、そのアウトプットを「無限添削」する。

『関正生の英作文ポラリス[2]』は、この「知識」と「論理」を融合させ、あなたの英作文を「得点源」に変えるための、最強の「実践書」です。

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