「MARCHレベルの問題は解けるが、早慶の正誤判定問題になると手が出ない」「なんとなく選んで正解しても、自信を持って根拠を説明できない」 最難関大学の入試では、曖昧な知識は通用しません。求められるのは、細かな文法規則を正確に使いこなす「思考力」と、難問を即座に見抜く「得点力」です。
ここでも、やみくもな多読は不要です。 今回は、関正生先生の『英文法ポラリス3 発展レベル』を使用し、選び抜かれた292問を通じて、計40時間で早慶・旧帝大レベルの合格点を奪取する戦略を解説します。

参考書データ
本書は『ポラリス』シリーズの最終到達点です。問題数はさらに絞り込まれていますが、その一問一問が合否を分ける「核心」を突いています。
| 項目 | 詳細 |
| 書名 | 英文法ポラリス3 発展レベル |
| おすすめ度 | ★★★★★(星5) |
| メイン対象 | 早慶上智、旧帝大(東大・京大など)、最難関国立大学 |
| 前提レベル | MARCHレベルの英文法(ポラリス2修了程度) |
| 到達レベル | 早慶・旧帝大レベルの文法問題で合格点が取れる |
| 問題数 | 292問 |
| 修了目安時間 | 計40時間(1周目20h + 2周目10h + 3周目10h) |
競合比較:なぜ「Next Stage」を超えて「ポラリス3」なのか?
『Next Stage』や『Vintage』などの網羅系問題集は、標準〜応用レベルを広くカバーしていますが、早慶・旧帝大レベルに特化した難問の掲載数には限りがあります。
ポラリス3を選ぶ理由は、この「レベルの高さ」と「特化性」にあります。
最難関特有の「正誤判定」などを攻略
早慶などで頻出する「正誤判定問題」や「ハイレベルな整序問題」は、一般的な網羅系問題集では対策が手薄になりがちです。
本書は、そうした最難関大特有の形式や、多くの受験生が苦手とする重箱の隅をつつくようなポイントを292問に厳選。無駄を一切省き、このレベルで本当に必要な問題だけに集中できます。
丸暗記を許さない「思考力」の養成
問題数が少ないのは、1問あたりの密度が非常に濃いためです。単なる知識の確認ではなく、複数の文法事項を組み合わせて解答を導き出す「思考力」が求められます。関先生の詳細な解説は、その思考プロセスを完璧にトレースできるように設計されています。
最大の注意点:インプットも「最強」を用意する
本書は、生半可な知識で挑むと返り討ちに遭います。アウトプットの質を高めるためには、インプットの質も最高レベルに引き上げる必要があります。
必須のパートナーは『真・英文法大全』
インプット用の参考書は『真・英文法大全』一択と言っても過言ではありません。
最難関大の問題は、ルールの丸暗記では解けません。文法の「歴史的背景」や「ネイティブの感覚」といった深い理屈(=教養)が必要です。『真・英文法大全』で得た深い知見を、ポラリス3の実戦演習で使いこなす。このサイクルが、最強の文法力を完成させます。
必ず同じ著者の参考書で解説の整合性を保ち、迷いなく学習を進めてください。
実行計画:40時間「3周サイクル」の全貌
ここからは具体的な学習プランです。トータル40時間。問題の難易度が高いため、1周目の進度は慎重に設定しています。
1周目:解説の熟読(20時間)
- ペース目安: 50分で13ページ
- 目的: 難問の解法ロジックを解明する。
- 意識: 1問にかける時間を惜しまないでください。正解することよりも、解説を読み込み、なぜその選択肢になるのかという「理屈」を完全に理解することに注力します。『真・英文法大全』を参照し、知識の穴を徹底的に塞いでください。
2周目・3周目:セルフレクチャー(各10時間・計20時間)
- ペース目安: 50分で26ページ
- 目的: 瞬発力と思考力の定着(セルフレクチャー)。
- 意識: 難解な問題であっても、瞬時に解法の筋道を立てられるか確認します。自分自身に対して解説(セルフレクチャー)を行い、詰まることなく説明できれば、その知識は本番でも使える「武器」になっています。
次のステップ:英文解釈の技術100へ接続する
『ポラリス3』を3周し、文法問題における不安がなくなったら、最難関大の長文読解に挑むための「解釈」へ進みます。
- おすすめの接続先: 『英文解釈の技術100』
ここで磨いた文法力は、複雑に入り組んだ難関大の英文を正確に読み解くための強力な羅針盤となります。
まとめ:質を極めて、頂点をつかむ
戦略をまとめます。
- ポラリス3を選ぶ: 最難関大に特化した292問で、最終仕上げを行う。
- インプット書を統一: 『真・英文法大全』の深い知識を前提に挑む。
- 40時間・3周プラン: 1周目は難問とじっくり向き合い、2・3周目で思考プロセスを高速化する。
この一冊を完璧に理解し、説明できるようになれば、文法問題で他の受験生に差をつけることができます。
自信を持って入試会場に向かうために、最後の40時間を走り抜けてください。




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