【必修編 英作文のトレーニング】ゼロから「書ける」!型と表現を自動化する学習法

「英作文、何を書いたらいいか分からない」「文法はなんとなく分かるが、自然な英語の『表現』が思いつかない」「結局、センスなのでは?」多くの受験生が英作文学習の「最初の一歩」でつまずきます。それは、多くの人が「インプット(知識の仕入れ)」を飛ばして、いきなり「アウトプット(文章作成)」をしようとするからです。

英作文はセンスではなく、「正しい知識」と「型」を「覚える」ことから始まります。この記事で紹介する『[必修編] 英作文のトレーニング』は、「正しい英文の型と表現の徹底暗記」を実践するために最適化された一冊です。この記事では、この一冊を30時間で完璧にマスターし、英作文の絶対的な土台を築き上げるための「2ステップ学習法」を徹底解説します。

参考書データ

項目詳細
書名[必修編] 英作文のトレーニング
おすすめ度★★★★★(星5)
メイン対象入試基礎〜私立・国公立大学志望者(英作文が入試で課される人全員)
レベル入試基礎〜標準レベル
問題数100題
修了目安時間約40時間

なぜ『必修編』が「英作文の土台」なのか?

本書の目的は、「自由英作文」を書けるようにすることではありません本書の最大の目的は、あなたの脳内に「受験で使える『正確な構文』と『適切な表現』の引き出し(=模範解答)をストックすること」です

本書に収録された例文は、難しすぎず、しかし受験生が間違いやすい「構文」や「時制」、「冠詞」、そして「自然な英語表現」のエッセンスが凝縮されています。この「型」を徹底的に暗記(インプット)することこそが、次のステップである自由英作文(アウトプット)への最短ルートとなります。

メリット・おすすめする理由

  1. 「解答のロジック」を学べる詳細な解説: 本書の価値は模範解答(例文)だけではありません。その真価は「なぜこの文法が使われるのか」「なぜこの単語が最適なのか」を徹底的に解説する「解答のロジック」にあります。単なる丸暗記ではなく、「理解」を伴った暗記を可能にします
  2. 「高速回転」に最適化されたレイアウト: 見開きで「日本語(課題文)」と「英語(模範解答)・解説」が配置されており、まさにあなたが提唱する「単語帳のように回す」学習法(ステップ2)に最適です。日本語を見て、即座に英文を想起する訓練(日本語→英語の変換)が非常に効率的に行えます。
  3. 「インプット」に必要な全範囲を網羅: 時制、比較、仮定法、関係詞など、受験生が英作文でつまずくほぼ全ての文法テーマを網羅しています。この一冊をやり込めば、「文法的な間違い」で減点されるリスクを限りなくゼロに近づけることができます。

デメリット・注意点

  1. 「暗記」の作業が必須: 本書は「理解」するだけでは意味がありません。最終的に例文を「自動化」できるレベルで暗記しなければ、武器として使えません。「暗記は嫌いだ」という人には苦痛な作業になりますが、このステップを飛ばして英作文は上達しません。
  2. これ一冊では「自由英作文」は書けない: 当然ですが、本書は「インプット」専用です。本書で「武器(=例文ストック)」を仕入れた後、必ず「自由英作文」の参考書に進み、「アウトプット」の訓練を行う必要があります。

30時間で制覇する「型」と「表現」の自動化 2ステップ学習法

本書の価値を最大化し、30時間で「正しい英文のストック」を脳内に構築するサイクルです。

ステップ1:「徹底理解」と「完全暗記」(1周目:20時間)

目的:例文の「ロジック」を完璧に理解し、最初の「暗記」を完了させる。
ペース:50分5題

  1. 自力での挑戦と「課題」の自覚: まずは何も見ずに、与えられた日本語を自力で英訳してみます。完璧に書くことが目的ではありません。「何が書けないのか」「どの表現に迷うのか」を自覚することが重要です。
  2. 解説の熟読と「ロジック」の徹底分析: ここが最重要です。すぐに模範解答を見るのではなく、「解説」を徹底的に読み込みます。なぜこの時制か? なぜこの冠詞か? なぜこの構文が最適か? という「解答のロジック」を100%理解します。20時間という時間をかけるのは、この「なぜ」を曖昧にしないためです。
  3. 模範解答の「完全暗記」: ロジックを理解したら、初めて模範解答(例文)を丸ごと暗記します。「この日本語なら、この英文」と即座に出てくるまで、読み込み、書き写し、音読します。

ステップ2:「高速回転」による「自動化」(2〜6周目:20時間)

目的:1周目で理解・暗記した例文を、使える「知識」へと昇華させ、「日本語→英語」の変換スピードを限界まで高める。
ペース:50分25題

  1. 「単語帳」のように回す: ここからが本番です。参考書の「日本語(課題文)」だけを見ます。
  2. 「日本語→英語」の変換訓練: 日本語を見て、即座に「模範解答の英文」を頭の中、あるいは声に出して再現できるか確認します。
  3. 「思考」の停止と「想起」の高速化: ステップ1と異なり、ここでは「自力で考える」時間は一切不要です。少しでも詰まったら、すぐに模範解答を確認します。重要なのは「思い出す」作業を高速で繰り返すことです。単語帳と同様、いかに「日本語→英語」の変換スピードを上げるかに集中し、10時間で最低5周は回します。
  4. 解説の再読: 暗記と並行して、時間がある限り「解説」も何度も読み返します。周回を重ねるごとに、「なぜこの構文なのか」という理解が深まり、暗記(自動化)がより強固になります。

こんな人におすすめ!

  • 英作文が入試で課される受験生(全員)
  • 英作文の勉強を何から始めるべきか分からない人
  • 「正しい英文」のストック(引き出し)が圧倒的に不足している人
  • 文法は分かるが、それを「書く」ことに活かせない人
  • 自由英作文で「文法ミス」や「不自然な表現」を連発してしまう人
  • 「英作文は暗記から始まる」という学習法に納得できる人

まとめ:「書ける」は「覚える」から始まる

『[必修編] 英作文のトレーニング』は、「センス」という曖昧な言葉から逃げ、「知識」と「論理」という確実な土台を築くための一冊です。英作文の学習は、

  1. 課題英作文で、「正しい英文の型と表現」を徹底的に暗記(インプット)し、
  2. 自由英作文で、その「武器」を「論理の型」に当てはめて使いこなす

という2ステップで進みます。

本書は、そのステップ1を完璧にこなすための「最強の武器庫」です。ステップ1(20時間)の「理解」とステップ2(20時間)の「自動化」サイクルを通じてこの一冊をマスターした時、あなたは「何も書けない」状態から、「正しい武器(英文)を持っている」状態へと確実に進化しているはずです。

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