【中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本】数学アレルギー克服!「わかったつもり」を超える

「高校数学に入った途端、授業についていけなくなった…」「数I・Aの参考書を開いても、解説の解説が欲しいレベルで意味不明…」 実は数学でつまずく人の多くは、高校数学そのものではなく、その土台となる「中学数学の抜け落ち」に原因があります。ここを放置したまま高校数学に進むのは、基礎工事をしていない土地に高層ビルを建てるようなもの。崩壊するのは時間の問題です。

今回ご紹介する『改訂版 中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』は、バラバラだった中学3年間の知識を一本の線でつなぎ直し、最短距離で数学の土台を固めるための救世主です。この記事では、ただ読むだけで終わらせない、3周合計「24時間」で中学数学を完全制覇する戦略的学習法を徹底解説します。

参考書データ

項目詳細
書名改訂版 中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本
おすすめ度★★★★★(星5)
メイン対象中学数学が固まっていない高校生
前提レベル小学校の算数(四則演算)はできていること
テーマ数全て見開き完結で、58テーマ
修了目安時間計24時間(1周目12h + 2周目6h + 3周目6h)

なぜこの本が「数学のやり直し」に最適なのか?

本書の最大の特徴は学年ごとの縦割りではなく、「分野ごとの横断的な構成」になっている点です。 通常、学校では「中1の方程式」と「中2の連立方程式」を1年の間隔を空けて学びますが、本書ではこれらを一気に学びます。「関数」や「図形」も同様です。これにより、「あそこで習ったことは、ここにつながっていたのか!」という数学の全体像が驚くほどクリアに見えてきます。

メリット・おすすめする理由

  • 「超」親切な語り口調:数学が苦手な人が置いてけぼりにならないよう、先生が生徒に語りかけるような文体で書かれています。堅苦しい定義の羅列ではなく、直感的な理解を助けてくれます。
  • 3年分を最短で圧縮:無駄を削ぎ落とし、高校数学への接続に必要な「核心」だけが凝縮されています。短期間で全体像を復習するには最強のコスパを誇ります。
  • 見やすいフルカラー構成:図やグラフが豊富で、視覚的にイメージしやすい工夫が随所に施されています。

【重要】購入前の注意点・デメリット

本書は「神本」と呼ぶにふさわしい一冊ですが、使い方を間違えると効果が半減します。以下の2点は必ず押さえておいてください。

1. 「わかったつもり」の斜め読みは厳禁

「ここは中1の内容だし、簡単だから飛ばそう」という考え方は非常に危険です。 あなたが数学でつまずいている原因は、その「簡単な部分」の理解の甘さにある可能性が高いのです。たとえ知っている単元であっても、1周目は必ず一言一句飛ばさずに読んでください。著者の説明のロジックを辿ることで、新たな発見が必ずあります。

2. 演習量が圧倒的に不足している

本書は「理解」に特化しているため、掲載されている問題数は最小限です。「わかる」ことと「自力で解ける」ことは別次元です。計算力や解法定着を図るため、必ず『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる問題集』を並行して進めることを強く推奨します。

24時間で完成!「理解」と「説明」の3周サイクル

本書をただの読み物で終わらせないための、鉄壁の3周戦略です。合計24時間の投資で、数学脳を作り変えましょう。

1周目:【理解重視】講義を熟読し、手を動かす(目安:12時間)

  • 目的: 概念を正しく理解し、自分の手を動かして確認する。
  • ペース:50分5テーマ
  • やり方:
    1. 講義ページをじっくり熟読する。
    2. 理解した直後に、練習問題を解く。
  • 注意点: 前述の通り、「ここはわかるから」と飛ばさず、解説の意図を汲み取るように読んでください。

2周目:【定着重視】セルフレクチャーの導入(目安:6時間)

  • 目的: 「なんとなくわかる」を「説明できる」に変える。
  • やり方:
    • 問題を見た瞬間、解法が思い浮かぶかチェックします。
    • 重要: 解説を読む際、「なぜそうなるのか?」を自分自身に授業(セルフレクチャー)してください。架空の生徒に教えるつもりで言語化することで、理解の曖昧な点が浮き彫りになります。
  • ペース: 1周目の半分の時間で走破します。

3周目:【完全定着】瞬発力を極める(目安:6時間)

  • 目的: 迷いなく説明できる状態にする。
  • 手順:
    • 2周目と同様、セルフレクチャーを行います。
    • ここで言葉に詰まる箇所は、まだ理解が浅い証拠です。1周目の読み込みに戻り、徹底的に潰してください。

この参考書の「次」に進むべき道

3周を終え、中学数学の全体像が見えたあなた。 しかし、ここで満足してはいけません。ここからが本当のスタートです。

  1. 演習量の確保(並行・直後):前述の『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる問題集』で、計算ドリルや演習を行い、「手が勝手に動く」状態を作ってください。
  2. 高校数学への接続:土台は固まったら。自信を持って『入門問題精講』など、高校数学(数I・A)の入門書へ進んでください。

まとめ

『改訂版 中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』は、数学にコンプレックスを持つすべての人にとっての「リセットボタン」です。

  • 中学数学に不安がある人
  • 高校数学で挫折しそうな人
  • 24時間の投資で、未来を変える覚悟がある人

変なプライドは捨てて、まずはこの一冊から始めてください。「数学って、実はこういうことだったのか!」という感動が、あなたを待っています。

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