【共通テスト追試】「人生終わった」と絶望する前に読む記事。手続き・メンタル・そして「浪人回避」の現実的な戦略

インフルエンザ、コロナ、あるいは予期せぬ事故や公共交通機関の遅延…。「追試験(追試)」を受けることになったあなた。今、正直なところメンタルはボロボロではないでしょうか。

「なんで自分だけ」 「友達はもう遊んでいるのに」 「追試は難しいって聞くし、もうダメだ」

そう思うのは当然です。しかし、ここで足を止めてはいけません。追試までの期間は、あなたの受験人生を左右する「運命の分岐点」でもあります。 この記事では、事務的な手続きの確認から、崩れそうなメンタルの保ち方、そして「万が一の事態(浪人)」を回避するための現実的な出願戦略まで、綺麗事抜きで解説します。

【事務連絡】まずは深呼吸。手続きは「秒」で終わらせろ

絶望している暇はありません。追試を受けるためには、厳格なルールに基づいた申請が必要です。ここをミスすると、追試すら受けられなくなります。

  • 申請期間は極めて短い
    • 原則として、試験当日の「受付時間内」や、試験後の決められた期日までに申請が必要です。「具合が悪いから寝ていた」で期限を過ぎるとアウトです。
  • 診断書の確保
    • 病気の場合は医師の診断書が必須です。すぐに病院へ行きましょう。
  • 問合せ先への連絡
    • 「受験票」に記載されている「問合せ大学」へ電話をして指示を仰ぎます。自分の高校の先生にも必ず連絡を入れてください。

ポイント: 親御さんに動いてもらえる部分は頼りましょう。あなたは「治すこと」と「勉強すること」に集中してください。

【メンタル編】SNSは即削除!「孤独」こそが最大の敵

追試組にとって最も辛いのは、試験そのものよりも「孤独感」です。

  • SNSは見ない、開かない、削除する
    • InstagramやX(旧Twitter)には、「共テ終わった!」「自己採点死んだ」「これから打ち上げ!」といった投稿が溢れます。これを見て精神が安定する追試受験生はいません。今すぐアプリをホーム画面から消してください。
  • 生活リズムを絶対に崩さない
    • 学校に行かなくなる期間ができるため、昼夜逆転しがちです。本試験組がリラックスモードに入っていても、あなたはまだ「戦時中」です。朝型の生活を死守してください。

【現実的な話①】「追試は難しい」は本当か?

「追試は本試より難しいから不利」という噂、聞いたことがあると思います。これについての現実的な見解をお伝えします。

  • 難易度は「高い」傾向にある
    • 過去の傾向を見ると、確かに追試の方が癖のある問題や難易度が高いセットが出ることがあります。
  • 最大の敵は難易度ではなく「情報不足」
    • 予備校のリサーチ(ボーダーライン予想)は、あくまで「本試験」のデータに基づいています。追試の場合、母数が少なすぎて正確な判定が出にくいのです。「自分がどの位置にいるか分からない恐怖」が、追試の最大の難しさです。

【現実的な話②】「浪人」がチラつく今、見直すべき出願戦略

ここが最も重要です。 追試を受けることになった以上、スケジュールや精神的な負担により、当初の計画が狂う可能性があります。「絶対に浪人したくない」という人は、今のうちに戦略を修正する必要があります。

私立大学の一般入試とのバッティング

追試の日程は、私立大学の一般入試の初期日程や共通テスト利用入試の出願締切と被る(あるいは非常に近い)ことが多いです。

  • リスク: 追試の対策に追われ、私立の過去問対策がおろそかになる。
  • 対策: 追試が終わるまでは、私立対策は最低限(感覚を忘れない程度)にし、共通テスト対策に全振りするのが基本です。

「安全校」のレベルを一段階下げる勇気

もしあなたが、追試の出来次第で国公立を諦める覚悟がある、あるいは浪人回避が最優先なら、「共通テスト利用入試」で出す私立大学のレベルを、当初の予定より1ランク下げたところにも出願してください。 「確実に合格を持っている」という安心感がなければ、その後の私立一般入試や国公立2次試験でメンタルが崩壊します。

国公立大学の出願変更も視野に

追試の結果が返ってくる(自己採点する)頃には、出願期間ギリギリです。予備校の判定システムも精度が落ちます。

  • ボーダーギリギリの大学への特攻は避ける
    • 通常の受験生なら「D判定でも特攻」はありですが、追試組は精神的疲労が大きいため、2次試験での逆転力が鈍っている可能性があります。確実に合格圏内の大学へ志望校を変更することも、浪人を避けるための立派な戦略です。

【対策】本試験の問題は解くべき?残り時間の過ごし方

  • Q. 先に行われた「本試験」の問題は解くべき?
    • A. 必ず解いてください。ただし、点数は気にしない。
    • その年の出題傾向(形式の変化、新しいタイプの問題)は、追試でも踏襲されることが多いです。
    • 注意点: もし本試験が「歴史的難化」していた場合、解いて自信を喪失する恐れがあります。「傾向を知るための資料」と割り切り、点数には一喜一憂しないでください

まとめ:この試練は、あなたを強くする

追試を受けることになった不運を嘆いても、状況は変わりません。しかし、これだけは言えます。「極限のプレッシャーの中で、1週間勉強を継続し、たった一人で試験会場に向かう」という経験は、確実にあなたを精神的にタフにします。

  • 事務手続きは迅速に。
  • SNSを断ち、情報を遮断する。
  • 「浪人回避」の場合、プライドを捨てて安全校を確保する。

これらを徹底できれば、結果は必ずついてきます。皆が終わった気になっている今、あなただけがまだ「成長」できる時間を持っています。最後までペンを置かないでください。健闘を祈ります。

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