「そもそも、be動詞と一般動詞の違いすらよくわかっていない…」 「高校の参考書を開いても、解説に使われている用語がわからない…」もしあなたが少しでもそう感じるなら、無理に背伸びをして高校レベルの参考書に手を出すのは今すぐやめてください。それは、地盤沈下している土地に高層ビルを建てようとするのと同じで、必ず崩壊します。
今回ご紹介する『カラー改訂版 世界一わかりやすい中学英語の授業』は、英語に対して「苦手」「嫌い」「わからない」という感情を持つすべての人にとっての「特効薬」です。この記事では、わずか合計23時間で中学3年間の英語の「本質」をインストールし、大学受験のスタートラインに立つための戦略的学習法を解説します。

参考書データ
| 項目 | 詳細 |
| 書名 | カラー改訂版 世界一わかりやすい中学英語の授業 |
| 著者 | 関 正生 |
| おすすめ度 | ★★★★★(星5) |
| メイン対象 | 中学レベルの英語が理解できていない人 |
| 前提レベル | 完全ゼロでOK(アルファベットがわかれば可) |
| 対象ページ数 | 213ページ |
| 修了目安時間 | 計23時間(1周目11h + 2周目6h + 3周目6h) |
なぜ、今さら「中学英語」なのか?
多くの受験生が、中学英語を「単なる通過点」として軽視しています。「三単現のS」や「不定詞の3用法」を丸暗記しただけで、「自分は基礎ができている」と勘違いしてしまうのです。しかし、この本は違います。 カリスマ講師・関正生先生が教えるのは、学校で習う退屈な暗記項目ではありません。
- 「なぜ、aとtheを使い分けるのか?」
- 「未来形willとbe going toの決定的な違いは?」
といった「ネイティブの感覚(=英語の核心)」です。この「感覚」を持たずに高校英語へ進むと、膨大な暗記地獄に苦しむことになります。逆に言えば、ここさえクリアすれば、その後の学習効率は何倍にも跳ね上がります。
本書を選ぶメリット・おすすめ理由
- 「暗記」ではなく「納得」で進める
「〜しなさい」という強制が一切ありません。「なぜそうなるのか」を感情やイメージで解説してくれるため、小説を読むようにスラスラと読み進めることができます。 - オールカラーで見やすい
視覚的に理解しやすいオールカラー構成です。文字の羅列にアレルギーがある人でも、無理なく取り組めるレイアウトになっています。 - 圧倒的なタイムパフォーマンス
中学3年分の重要事項が凝縮されており、読むのが遅い人でも1周5時間程度で読み切れます。土日のどちらかを使えば、たった1日で中学英語の全体像を復習できてしまうのです。
【重要】購入前の注意点・デメリット
この本は「最高の一冊」ですが、「万能な一冊」ではありません。以下の注意点を理解した上で使用してください。
- この本だけで大学受験は戦えない
本書のゴールはあくまで「中学レベル(高校入試レベル)の完全理解」です。大学入試(共通テストや日東駒専レベル)には、この知識だけでは太刀打ちできません。 本書は「0を1にする」ための本であり、ここから「1を100にする」学習が別途必要になります。 - 演習本ではない
講義形式の「読み物」であるため、問題演習の本ではないです。「わかった気になったけれど、書けない」という状態を防ぐため、まずは本書で理屈を理解することに徹してください。
11時間で奇跡を起こす!「理解」と「定着」の3周サイクル
短期間で一気に仕上げるのがコツです。ダラダラやると前の章を忘れてしまいます。以下のスケジュールで、一気に駆け抜けましょう。
1周目:常識を覆す「発見」(目安:11時間)
- 目的: 「英語ってこういうことだったのか!」という感動を味わう。
- ペース:50分20ページ
- やり方:
- とにかく読み進めます。細かい部分は忘れても構いません。
- 「へぇ〜!」「なるほど!」と思った箇所にマーカーを引きながら、著者の語り口を楽しんでください。
2周目:スピード重視の「再確認」(目安:6時間)
- 目的: 知識のヌケ・モレをチェックする。
- ペース:50分40ページ
- やり方:
- 1周目よりもスピードを上げて読みます。
- 「知っている」「覚えている」箇所は飛ばし読みでOK。
- 少しでも「あれ?」と引っかかった部分だけ、じっくり読み返します。
3周目:脳に焼き付ける「仕上げ」(目安:6時間)
- 目的: 誰かに説明できるレベルにする。
- ペース:50分40ページ
- やり方:
- 各項目の見出しを見て、「これはこういう理屈だよね」と自分自身に説明(セルフレクチャー)できるか確認します。
- 説明できればそのページはクリア。できなければ解説を熟読します。
- ここまでやれば、中学英語の「核心」はあなたのものです。
この参考書の「次」に進むべき道
ここが最も重要な分岐点です。 3周して本書を完璧にしても、絶対に満足してはいけません。あなたはまだ、大学受験の土俵に上がったばかりです。本書を終えたら、間髪入れずに「高校基礎レベル」の参考書へ接続する必要があります。
推奨ルート:
- 中学英語の理解(本書『世界一わかりやすい中学英語の授業』:完了)
- 高校基礎の理解(例:『大学入試 入門英文法の核心』など)
- 英文解釈の技術習得
- 英語長文へ
まとめ
『カラー改訂版 世界一わかりやすい中学英語の授業』は、英語学習における「負の連鎖」を断ち切るための最良のツールです。以下の人に特におすすめです。
- 英語が完全に手遅れだと感じている人
- 「基礎からやり直す」と言いつつ、何からやればいいかわからない人
11時間だけ、騙されたと思ってこの本に投資してください。 霧が晴れるように、「英語の景色」が変わって見えるはずです。その景色が見えたら、次のステップへ進みましょう。合格への道は、そこから明確に見え始めます。




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