「英語の文法には自信がない」「いつも時間が足りなくなる」英検のライティング対策で、こう悩んでいませんか? 英作文で合格点を取るために、難しい単語や複雑な構文を使う必要はありません。
採点官が見ているのは、あなたの英語のセンスではなく、「問われたTOPICに対して、英語のルールに従って論理的に伝えられているか」です。つまり、「正しい型(フォーマット)」と「中学校レベルの正確な英語」さえあれば、合格ライン、狙うことが可能です。
この記事では、英検のライティングで絶対に避けるべき「3つの減点パターン」と、誰でも迷わず書けるようになる「英語式PREP法」について解説します。

なぜ減点される?知っておくべき「英作文3大NGパターン」
まずは防御です。多くの受験生がやりがちな、大幅減点につながるミスは以下の3つです。
① 日本語の直訳(英語として不自然)
頭に浮かんだ日本語を、そのまま単語だけ英語に置き換えるパターンです。
- NG例: “Smartphone is convenient context.”(スマホは便利な文脈だ ※意味不明)
- なぜダメか:英語には英語の「語順(S+V+O)」があります。日本語のニュアンスを捨てて、「誰が(主語)」「どうする(動詞)」「何を(目的語)」というシンプルな形に落とし込む必要があります。
② つなぎ言葉の欠如(論理が見えない)
文と文がぶつ切りで、関係性がわからないパターンです。
- NG例: “I like dogs. Dogs are cute. We should keep dogs.”
- なぜダメか: 英語は「ディスコースマーカー(つなぎ言葉)」を非常に重視します。「First(第一に)」「Also(また)」「Therefore(したがって)」といった標識がないと、採点官は論理の道筋を見失い、構成点(Structure)が低くなります。
③ 難しい表現への挑戦(自爆ミス)
高得点を狙って、使い慣れていない関係詞や熟語を使おうとして間違えるパターンです。
- NG例: “The technology imply that which people essential…”
- なぜダメか: 英検のライティングでは、高度な表現の加点よりも、基礎的な文法ミスの減点の方がダメージが大きいです。中学英語レベルで「確実に合っている文」を書く方が、圧倒的に高得点につながります。
何を書けばいい?英検特有の「理由出しフレームワーク」
「TOPIC(お題)」を見て頭が真っ白になる人は、英検で頻出の「使える視点」を覚えておきましょう。
① 「安・近・短・楽」の法則
小論文のマクロ・ミクロ視点に加え、英検では以下の要素が理由として書きやすいです。
- 安(Cost): お金がかかる/節約できる(Save money / Costly)
- 近・短(Time): 時間がかかる/時間の節約になる(Save time / Waste time)
- 楽(Convenience/Health): 便利である/健康的である(Convenient / Good for health)
② 使える万能キーワード
特に準2級〜準1級では、以下の観点に当てはめると理由がすぐに作れます。
- Environment(環境): エコか、無駄か。
- Technology(技術): AI、オンライン、スマホの活用。
- Globalism(国際化): 英語学習、異文化理解。
【活用例:オンライン授業の是非】
- 理由1(Time):通学時間がなくて済む(Students can save time.)
- 理由2(Health):感染症のリスクが減る(It is good for their health.)
減点されない鉄板構成「英語式PREP法」
英語の文章には、絶対に崩してはいけない「型」があります。これが守られていないと、どれだけ良いことを書いても点数は伸びません。
英語式PREP(トータル・サンドイッチ構造)
英語のエッセイは、「導入」と「結論」で「理由」を挟む形にします。
- Introduction(主張):I think that ~.(私は~だと思う)
- Reason 1(理由①):First, ~.(第一に~)
- Support(具体例・説明):For example, ~.
- Reason 2(理由②):Second, ~.(第二に~)
- Support(具体例・説明):Also, ~.
- Conclusion(再主張):For these reasons, I believe that ~.(これらの理由から、私は~だと思う)
理由をサポートする「具体例」の書き方
小論文同様、「R(理由)」と「E(具体例)」の混同に注意が必要です。
- Reason: 抽象的・一般的(例:It is useful for studying.)
- Example: 具体的(例:Students can use dictionary apps quickly.)
また、個人的すぎる体験談(My friend Bob said…)は避け、「General(一般的)」な主語を使いましょう。
- × I can study… (私に限った話になる)
- 〇 Students can study… / People can study… (一般論として説得力が増す)
書き終わった後の「セルフチェック」
書き終えたら、以下のポイントを必ず確認してください。ケアレスミスでの減点を防ぎます。
- 「三単現のS」を忘れていないか?
- He play ではなく He plays。最も多い減点ポイントです。
- 「主語」と「動詞」の数はあっているか?
- Everyone are ではなく Everyone is。
- 「つなぎ言葉」は入っているか?
- First, Second, Therefore, For example 等が文頭にあるか。
- 指定された語数(Words)に達しているか?
- 足りない場合は、具体例(Example)を1文付け足しましょう。
合格のためのマインドセット
英作文では「自分の本音」を書く必要はありません。
試験において重要なのは、「自分が書きやすい(知っている単語で説明できる)立場」を選ぶことです。たとえ本心では反対でも、賛成派の理由(便利、安いなど)の単語がすぐに思い浮かぶなら、迷わず「賛成」の立場で書いてください。 「英語の試験において、嘘は減点されない」。これを肝に銘じておきましょう。
論理的な英語は、論理的な日本語から生まれる。
ここまで英作文の「型」を解説しましたが、実は英作文が得意な生徒には共通点があります。それは、「日本語での論理構成力が高い」ということです。
英語は言葉のルールが厳格ですが、その中身(何を言うか)を考えるのは、結局のところ母国語である「日本語」の思考力です。「日本語で論理的に説明できないこと」を、英語で書くことは不可能です。
「単語は覚えたのに、文章が支離滅裂になる」「英語の構成以前に、アイデアが出てこない」もしそう感じているなら、「論理的な思考力(国語力)」不足が原因かもしれません。
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