【英語長文プラス 記述式トレーニング】国公立の「記述」を攻略!採点基準を逆手に取る

「本文の内容は大体わかっているのに、和訳や説明問題になるとうまく言葉にできない……」「自分では書けたつもりでも、模試や過去問演習でなぜか減点されてしまう……」

国公立大学や一部の難関私大で出題される「記述問題」には、マーク式とは異なる頭の使い方が求められます。必要なのは、なんとなくの日本語作文能力ではなく、「採点者が丸をつけざるを得ない解答」を作るための論理的なプロセスです。

『大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は、曖昧になりがちな記述問題の「採点基準」を明確にし、合格答案を作成するための思考回路を養うための特化型演習書です。

参考書データ

項目詳細
おすすめ度★★★★☆
メイン対象旧帝大の下位・TOCKY(筑波・お茶の水・千葉・神戸・横国)レベル
前提レベルMARCH標準レベル(『ソリューション2』完了程度)
到達レベル国公立2次試験の記述問題に強くなる
問題数10題
終了目安30時間(1題3時間 × 10題)

本書の特徴:採点基準を知り、減点を防ぐ

  • 本書の最大の特徴は、国公立大学の記述問題に特化して練習できる点にあります。多くの受験生が苦戦する「どこまで書けばいいのか」「何を盛り込めば点になるのか」という疑問に対し、本書は明確な採点基準を示してくれます。
  • また、単なる模範解答の提示にとどまらず、「記述問題に対して、どのように頭を動かして解答を作成するか」というプロセスが一つ一つの問題に明記されています。これにより、再現性のある解答力が身につきます。

購入前の注意点

本書は「記述力」を磨くための鋭いナイフのような一冊です。そのため、全問マーク式の大学しか受験しないのであれば、本書に取り組む必要はありません。 志望校の出題形式を必ず確認してから手に取ってください。

30時間で完結する「分析」と「自動化」のロードマップ

1題につき3時間を割り当て、以下の2ステップで全10題を仕上げます。記述の思考法を学びつつ、速読力も同時に維持・向上させます。

ステップ1:【分析】問題演習と構造・解法の理解(1題 80分)

まずは「正確さ」と「ロジック」を徹底的に突き詰めます。

  • 自力で問題を解く:制限時間を意識して、初見の状態で挑みます。記述回答は必ず紙に書き出してください。
  • 解説の熟読と記述問題に対する思考方法を学ぶ:解説を読み込み、正解の根拠を特定します。特に本書の要である「記述の仕方(要素の拾い方・まとめ方)」には深く目を通し、自分の答案と模範解答のズレを修正してください。
  • 構文・語彙の完全把握:SVOCMを振り、解釈が曖昧な箇所をゼロにします。ここで「知らない知識」をすべて排除します。

ステップ2:【自動化】リスニング・音読・シャドーイング(1題 80分)

ステップ1で理解した内容を、脳に定着させ、「直読直解」できる状態へ引き上げます。記述対策本であっても、読むスピードを落とさないためのトレーニングは必須です。

  • リスニング:音声を聞き、口は動かさず「耳」だけで意味を理解することに徹します。
  • 音読:英語の語順通りに意味を捉えながら、声に出して読みます。
  • シャドーイング:音声に少し遅れて、影のように追いかけて発音します。


【鉄則】

  • 最低5セット繰り返すこと。
  • すべての工程で「直読直解(返り読みをせず、前から理解する)」を強く意識。
  • 日本語に訳すのではなく、英語のまま情景が浮かぶまで繰り返します。

攻略のロードマップ:次に進むべき一冊

本書はメインの「参考書ルート」には必須として組み込まれていない、いわば「オプション」の強力な武器です。志望校や残された時間に合わせて、戦略的に投入しましょう。

  • やるべき時期(推奨):共通テスト終了後から、2次試験までの「直前期」。
    • 共テボケを解消し、記述感覚を取り戻すのに最適です。
  • 時間がある場合:『The Rules 3』の前後。
    • 記述模試などで得点が伸び悩んでいる場合は、早めに投入して記述の「型」を作ってしまうのも有効です。

次の一歩

本書を終えたら、いよいよ「志望校の過去問(赤本)」へ進みます。

本書で学んだ「採点基準」の意識を持って過去問に取り組むことで、自己採点の精度が上がり、合格点までの距離を正確に測れるようになっているはずです。

まとめ

『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』は、国公立志望者が「あと1点」をもぎ取り、合格ラインを突破するための記述強化書です。

全10題、30時間の投資で、あなたの記述答案は「なんとなく書いたもの」から「採点者に評価されるもの」へと進化します。特に、共通テスト後の2次試験対策として、これ以上ない実践的な演習となるでしょう。

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