『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』を読んで、「なるほど、そういうことか!」と膝を打ったあなた。 そこで満足して本を閉じてしまっていませんか?
厳しいことを言いますが、「わかる」と「解ける」の間には、とてつもなく大きな壁があります。 授業では頷いていたのに、テストになるとペンが止まる。その原因は、圧倒的な「演習不足」と「出力(アウトプット)の練習不足」にあります。
今回ご紹介する『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる問題集』は、「理解」を実際の試験で使える「得点力」に変えるための必須ツールです。この記事では、『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』とセットで進めることで効果を最大化する、3周合計「40時間」の演習戦略を徹底解説します。

参考書データ
| 項目 | 詳細 |
| 書名 | 中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる問題集 |
| おすすめ度 | ★★★★★(星5) |
| メイン対象 | 中学数学が完成していない人 |
| 前提レベル | 『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』を持っていること |
| テーマ数 | 全て見開き完結で、58テーマ |
| 修了目安時間 | 計40時間(1周目20h + 2周目10h + 3周目10h) |
なぜ「問題集」もセットでやるべきなのか?
『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』を読むことは「理論を教わること」です。しかし、実際に練習(演習)をしなければ、技術は身につきません。
本書は、『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』と章立てが完全にリンクしています。 「講義で理屈を理解する」→「すぐに問題集で手を動かす」という黄金のサイクルを回すために設計されており、この往復運動こそが、数学アレルギーを克服する唯一の道なのです。
メリット・おすすめする理由
- 完全リンク構成で迷わない: 教科書編のパートに対応した問題が並んでいるため、「今の知識で解ける問題はどこ?」と探すストレスがゼロです。学習のリズムを崩さずに進められます。
- 解説が「思考のプロセス」重視: 単に答えが合っているかだけでなく、「どういう手順で考えるべきか」が丁寧に解説されています。教科書編の著者の語り口調がそのまま反映されており、独学でもつまずきにくい設計です。
- 基礎から入試レベルへの橋渡し: 基本的な計算練習からスタートし、最後は少しひねった応用問題までステップアップできます。無理なく負荷を高められる構成です。
【重要】購入前の注意点・デメリット
本書は演習用教材として優秀ですが、使い方には明確な「ルール」があります。
1. 単独使用は推奨しない(セット利用の鉄則)
「とりあえず問題だけ解けばいいや」と、いきなり本書から始めるのはNGです。 基礎に不安がある人が、理屈(定義・定理)を知らないまま問題を解くと、ただの「解法パターンの丸暗記」になってしまいます。必ず『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』の該当単元を読んでから、本書の問題に取り組んでください。
2. 「〇つけ」だけで終わらせない
答えが合っていただけで満足しないでください。「たまたま合った」のか、「理屈通りに解いて合った」のかでは雲泥の差があります。解説を読み込み、自分の考え方が合っていたかを確認する作業を怠らないでください。
40時間で完成!「入力」即「出力」の3周サイクル
『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』と並行して進める、40時間の強化プログラムです。「わかる」を「できる」に変えましょう。
1周目:【実戦確認】インプット直後のアウトプット(目安:20時間)
- 目的: 『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』で得た知識を使って、自力で解けるか確認する。
- ペース:50分3テーマ
- 手順:
- 『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』の単元を読む。
- 本を閉じ、すぐに問題集の同じ単元を解く。
- 答え合わせをし、解説を熟読する。間違えた問題はもちろん、正解した問題も「考え方」が合っていたか確認する。
- ポイント: 記憶が鮮明なうちに解くことで、知識の定着率が劇的に上がります。
2周目:【論理定着】セルフレクチャーで再現性を高める(目安:10時間)
- 目的: 「なぜその式になるのか」を言語化できるようにする。
- ペース:50分6テーマ
- 手順:
- 問題を解き直す(1周目よりスピードを意識)。
- 解いている最中や答え合わせの際に、「なぜここで移項するのか?」「この公式を使う意図は何か?」を自分自身に説明(セルフレクチャー)します。
- ポイント: 説明できない箇所は、まだ理解が曖昧な証拠です。再度、『中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本』に戻って復習してください。
3周目:【完全定着】スピードと正確性の両立(目安:10時間)
- 目的: 反射的に正しい解法を導き出せるようにする。
- ペース:50分6テーマ
- 手順:
- 2周目と同様、セルフレクチャーを行いながら解く。
- ただし、悩む時間はゼロを目指す。「問題を見る→解法が浮かぶ→手が動く」をスピーディに行う。
- ポイント: ここまでやり込めば、中学数学の基礎は盤石です。
この参考書の「次」に進むべき道
この問題集を3周やり遂げたあなたは、もう「数学アレルギー」ではありません。中学数学という強固な土台が完成しています。
- 高校数学へ進む: 自信を持って高校数学(数I・A)へ進んでください。『入門問題精講』などがスムーズに理解できるようになっているはずです。
まとめ
以下に該当する人はこの参考書を是非とも使ってください。
- 教科書編だけでは不安な人
- 「わかったつもり」でテストの点が取れない人
- 40時間の演習で、確実な実力を手に入れたい人
教科書編と問題集、この「2冊使い」こそが、最短最速で中学数学をマスターする王道です。 読むだけでなく、手を動かしましょう。




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