「基礎はわかった。でも、実際の入試問題になると手が動かない……」 「『青チャート』のような分厚い問題集を今からやる時間がない……」そんな焦りを感じ始めた受験生にこそ、次の一手として強くおすすめしたいのが『Super Quick 数学I・A』です。
本書は、膨大な入試問題の中から「本当に必要な良問」だけを抽出し、短期間で合格点を取るための最短ルートを示してくれる一冊です。今回は、この問題集を使って、日東駒専・産近甲龍レベルの合格力を「68時間」で手に入れるための戦略を解説します。

参考書データ
| 項目 | 詳細 |
| 書名 | Super Quick 数学I・A |
| おすすめ度 | ★★★★★(星5) |
| メイン対象 | 日東駒専・産近甲龍レベルを目指す受験生 |
| 前提レベル | 教科書内容・『入門問題精講』レベルが理解できていること |
| 到達レベル | 中堅私大入試の標準問題を完答できるレベル |
| 問題数 | (例題のみで)166題 |
| 修了目安時間 | 計68時間(1周目34h + 2周目17h + 3周目17h) |
なぜ『Super Quick』を選ぶべきなのか?
多くの受験生が迷うのが、「網羅系(青チャートなど)」や「定番(基礎問題精講)」との選び方です。結論から言えば、「時間がない中で、確実に点を取りたい人」にとって、本書は最強の選択肢となります。
VS 網羅系参考書(青チャート等)
青チャートは素晴らしい参考書ですが、問題数が膨大です。高3の夏以降や、数学にあまり時間を割けない受験生が手を出すと、消化不良で終わるリスクがあります。 対して『Super Quick』は、入試頻出の重要パターンに絞り込まれているため、圧倒的に効率が良いのが特徴です。「辞書」ではなく「武器」として使い切ることができます。
VS 基礎問題精講
『基礎問題精講』も良書ですが、解説がコンパクトすぎて、数学が苦手な人には行間が読み取れないことがあります。 『Super Quick』は、解説が非常に噛み砕かれており、講義調で「なぜそう解くのか」が語られています。 独学での進めやすさは、こちらに軍配が上がります。
メリット・おすすめする理由
- 反復しやすい分量: 薄めの参考書であるため、挫折しにくく短期間で何周も回すことができます。記憶の定着には「薄い本を何周もする」のが鉄則です。
- 厳選された「おいしい」問題構成: 入試で差がつくポイント、頻出テーマが無駄なく配置されています。ここに乗っている問題をマスターするだけで、中堅私大の入試問題の多くに対応できるようになります。
- 「思考のプロセス」が言語化されている: 単なる式変形だけでなく、「問題文のどこを見て、どの解法を選んだのか」という思考の順序が丁寧に書かれています。
【重要】購入前の注意点・デメリット
本書は「効率」に特化しているため、以下の点には注意が必要です。
- 完全な初学者向けではない: 「入門」ではないため、教科書の公式もあやふやな状態だと苦戦します。その場合は、『入門問題精講』を先に仕上げてから取り組みましょう。
- 難関国公立・早慶レベルには一本では足りない: 日東駒専・産近甲龍レベルには十分ですが、さらに上のMARCH上位や国公立を目指す場合は、本書の後に過去問演習やもう一段階上の演習書が必要です。
68時間で完成!「実戦力」を養う3周サイクル
『入門問題精講』よりも実戦的な内容ですが、やるべきことは変わりません。「理解」から「反射」へとレベルアップさせるための68時間プログラムです。
1周目:【解法インプット】パターンを網羅する(目安:34時間)
- 目的: 入試の定石パターンを知り、理解する。
- ペース:50分5題
- 手順:
- まず自力で解いてみる(3分考えて手が動かなければすぐに解説へ)。
- 解説を読み込み、解法のアプローチを理解する。
- 解説を閉じて、もう一度自力で最後まで答えを出し切る。
- ポイント: ここでは悩む時間は無駄です。知らない解法はすぐに答えを見て、「考え方」を吸収することに専念してください。
2周目:【瞬発力強化】解法の検索速度を上げる(目安:17時間)
- 目的: 問題を見た瞬間に「あ、あの方針だ」と反応できるようにする。
- ペース:50分10題
- 手順:
- 問題を読み、瞬時(30秒以内)に解法の方針を頭の中で立てる。
- 実際に計算し、完答できるかチェック。
- ポイント: 1周目の半分の時間を目指します。計算が重い問題以外は、立式まで合っていればOKとするなど、テンポよく進めましょう。
3周目:【完全定着】ランダム演習で穴を塞ぐ(目安:17時間)
- 目的: 苦手分野を完全に潰し、本番での再現性を高める。
- ペース:50分10題
- 手順:
- 2周目で間違えた問題や、不安が残る単元を重点的に解き直す。
- セルフレクチャー(自分自身への解説)を行い、論理の飛躍がないか確認する。
- ポイント: これが終わる頃には、この本の問題なら「どのページを開かれても即答できる」状態になっているはずです。
まとめ
『Super Quick 数学I・A』は、限られた時間で最大限の成果を出したい受験生の強い味方です。
- 青チャートが終わらなくて絶望している人
- 基礎問題精講の解説が少し不親切だと感じた人
- 日東駒専・産近甲龍に最短で合格したい人
これらに当てはまるなら、迷わずこの本を手に取ってください。 68時間の集中投資で、あなたの数学力は「受験レベル」へと飛躍します。自信を持って、次のステージへ進みましょう。




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