【真・英文法大全】偏差値を底上げする「読む」英文法。84時間で文法の「理屈」を完全制圧する戦略

「学校で配られた分厚い文法書を開くたびに眠くなる…」「辞書代わりに使えと言われるが、どこを読めばいいのか分からない…」

もしそう感じているなら、それは根性が足りないからではありません。文法学習のゴールは、ルールを丸暗記することではなく、英語の「核心」を理解し、入試本番で自在に使いこなすことにあります。

今回は、関正生先生の『真・英文法大全』を武器に、丸暗記地獄から脱却し、計84時間で旧帝大・早慶上位レベルの「文法脳」を作り上げる戦略を伝授します。

参考書データ

まずはこの文法書の規模を把握してください。ページ数は多いですが、恐れる必要はありません。正しい戦略があれば、確実に読破できます。

項目詳細
書名真・英文法大全
おすすめ度★★★★★(星5)
メイン対象MARCH・関関同立〜早慶・旧帝大
前提レベル高校基礎レベルの英文法を一通り触れていること
到達レベル早慶・旧帝大の上位学部で戦える論理的文法力
対象ページ数831ページ(索引等を除く実質学習ページ)
修了目安時間計84時間(1周目42h + 2周目21h + 3周目21h)

競合比較:なぜ「大全」が最強のバイブルなのか?

従来の総合英語(いわゆる学校配布の文法書)と、この『真・英文法大全』には決定的な違いがあります。それは、「丸暗記をさせない」という徹底したスタンスです。

「理屈」で戦う、圧倒的な納得感

多くの文法書が「これはこういう決まりだから覚えなさい」と片付ける箇所に対し、本書はすべてに「理由」を用意しています。

  • なぜ、ここでは the が必要なのか?
  • なぜ、この動詞は進行形にできないのか?
    • これらを「英語の歴史」や「ネイティブの感覚」から論理的に解説しています。理屈で納得した知識は、丸暗記した知識の何倍も強固に記憶に定着します。

最新入試からビジネスまで網羅

大学入試の最新トレンドはもちろん、将来のTOEICやビジネス英語にも通じる一生モノの英語力が身につきます。受験勉強を「その場しのぎの暗記」で終わらせたくない人にとって、これ以上の選択肢はありません。

最大の壁:「分厚さ」をどう攻略するか

本書の唯一にして最大のハードルは、約900ページ(学習範囲831ページ)という物理的な分厚さです。 これを「辞書」として本棚に眠らせるか、「武器」として使いこなせるか。その分かれ目は「読み方」にあります。

ダラダラと半年かけて読むのではなく、期間を決めて戦略的に周回すること。これが挫折を防ぐ唯一の方法です。

実行計画:1日50分「3周サイクル」の全貌

ここからは具体的な学習プランです。トータル84時間。1日約50分の投資で、この分厚い本を3周します。ここでは1日50分にしますが、場合によっては1日25分などでも良いです。

1周目:熟読と「理解」(42時間)

  • ペース:
    1ページ平均2.5分
  • 進度:
    1日20ページ(約50分)
  • 目的:
    「なるほど!」と納得すること。まずはじっくりと読み進めます。関先生の講義を聴くつもりで、一字一句を噛み砕いてください。「知らなかったこと」「曖昧だったこと」が論理的に整理されていく快感を味わいましょう。
  • 注意:
    無理に暗記しようとしないでください。ここでは理解だけで十分です。

2周目・3周目:倍速と「セルフレクチャー」(計42時間)

  • ペース:
    1ページ平均 1.25分
  • 進度:
    1日40ページ(約50分)
  • 目的:
    2周目からはスピードを倍に上げます。すでに一度理解しているので、スラスラ読めるはずです。そして、3周目のゴールはセルフレクチャーです。解説を読む前に、項目のポイントを自分自身に説明できるか試してください。「ここはこういう理屈だから、この形になるんだ」と説明できれば、その知識は完全にあなたのものです。

セット運用:『ポラリス2』との並行学習

『真・英文法大全』は読む参考書です。知識を定着させるためには解くプロセスが必要です。そこで、『英文法ポラリス2(応用レベル)』を併用することを強く推奨します。

  • 最強のルーティン
    • 読む:
      『真・英文法大全』で特定の単元を読み、理屈を理解する。
    • 解く:
      その日のうちに、『ポラリス2』の該当単元の問題を解く。
    • 確認:
      間違えたら再び『大全』に戻り、理屈を確認する。

まとめ:文法は「暗記」から「教養」へ

戦略をまとめます。

  • 「大全」を選ぶ:
    丸暗記を捨て、理屈で理解する。
  • 84時間・3周プラン:
    1周目は熟読、3周目にはセルフレクチャーを目指す。
  • ポラリス2との併用:
    「読んで理解」し「解いて定着」させる。

この本を3周読み終えた時、今までとは全く違った景色に見えるはずです。英語が単なる記号の羅列ではなく、明確なルールを持ったものとして立ち上がってきます。英語の本当の面白さが待っています。

『真・英文法大全』を極めようとするあなたへ

ここまで読んで、「よし、神参考書の手順はわかった!明日からガツガツやっていくぞ!」と思ったあなた。ちょっと待ってください。そこには非常に危険な落とし穴があります。

『真・英文法大全』を何周して知識を詰め込んでも、それだけで難関大学の英語長文が読めるようになることはありません。なぜなら、英語長文で得点が伸び悩む原因は、文法知識の不足だけでなく、日本語の論理的読解力の不足だからです。

英語の成績が途中でピタッと止まる人の共通点

『真・英文法大全』は、英文法の本質を理解できる最高の参考書です。しかし、どれだけ文法のルールを覚えても、いざ入試レベルの長文に挑むと、以下のような壁にぶち当たります。

  • 「一文一文の訳は何となく分かるのに、全体として何が言いたいのか見失う」
  • 「選択肢が2つまで絞れるのに、いつも最後で間違った方を選んでしまう」
  • 「抽象的なテーマの長文になると、日本語訳を読んでも意味が頭に入ってこない」

これらはすべて、英語の問題ではなく、現代文(論理力)の課題です。土台となる日本語の思考フレーム(論理の対比、因果関係の整理、筆者の主張のキャッチ)が歪んでいる状態で、いくら英語の知識だけを上乗せしても、点数はどこかで必ず頭打ちになります。

あなたの思考プロセスにメスを入れるプロの存在

文系特化の受験において確実に無双するためには、暗記に逃げるのではなく、全教科の土台となる「現代文の読み方」を客観的にチェックし、1対1で正してくれる環境が絶対に必要です。

現代文&コーチング BASEでは、単なるスケジュール管理や、英語の解説はしません。自身も1年間の猛烈な浪人生活を経て、現代文の本質を掴み、大阪大学に合格した塾長が、完全1対1であなたの読めない原因を徹底的に炙り出します

  • 「英語の参考書を回しているのに、模試の点数が安定しない」
  • 「現代文はセンスだと思って諦めている、または後回しにしている」
  • 「浪人して絶対に行きたい大学があるのに、国語や英語の長文が足を引っ張っている」

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